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スキューバダイビングで、長崎の海の魅力を伝えていきたい。― ダイビングインストラクター 早田貴和子 インタビュー

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転職

「自分にしかできないことをやりたい。」

高校を卒業後、長崎の老舗菓子屋に勤め、5年目を迎えていた早田貴和子は、自分の好奇心を胸に新しい世界へ飛び立つことを決意した。それがスキューバダイビングのインストラクターという仕事だった。

なぜ彼女はダイビングインストラクターという仕事を選んだのだろうか?

「色々な選択肢があったんです。例えば車が好きなので車の整備士もいいかな、とも思ったし…。でも、その頃勤めていた老舗菓子屋は接客が中心で、それはとても楽しかったので、人と関わる仕事がいいな、と思っていました。」

「以前、ダイビングをちょっとしたことがあって、たまたまダイビングのサイトを見ていたんです。そしたら求人が載っていました。それが今働いている『長崎潜水』です。」

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自然の誘い

子どもの頃は特に活発で、好奇心が旺盛な子どもだった。 母が忙しかったこともあり、小学生の頃は学校が終わると学童に通った。

「学童では暗くなるまで、山で遊んだり、木に登ったり、ドッジボールしたりが日常で、とにかく外で遊ぶのが好きでした。室内で遊んだ記憶が無いほどです。」

そんな体験と潜在的記憶が、自然と対峙するダイビングインストラクターという仕事へと彼女を誘ったのかもしれない。

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ダイビングインストラクターの仕事

「ダイビングインストラクターになってからは本当に充実した毎日です。」

「『早田さん目指して頑張ります!』とか、『早田さんのおかげでダイビングができるようになりました。』という言葉を頂けるのは特に嬉しいですね。その人の人生の瞬間に、私が存在しているということがとても幸せです。こういう経験はダイビングインストラクターにならなければ得られなかったかもしれないですね。」

「ただ、海は楽しいだけでなく危険な顔を見せる時もあります。『どんな状況にも冷静に判断、対処できる自立したダイバーを育てる』というのを目標にしていますので、そこは気を引き締めて取り組んでいます。」

長崎は最高のダイビング環境

長崎県は島の数が971島で国内1位の数を誇り、また、海岸線の長さは、北海道についで国内第2位(北方領土を除けば1位)だということをご存知だろうか。この事はスキューバダイバーにとっても大きな意味を持っている。

長崎近海の通称コーラルガーデン。穏やかで水深も浅く、初心者でも潜りやすい。サンゴに色鮮やかな小魚が群れている。

「長崎は入江が多く、海岸線の地形が変化に富んでいるため、魚種も豊富で見どころも多いんです。それに入江になっているところは風があっても、潜れます。『悪天候であってもポイントを選べば潜れる』というのは全国でも珍しいと思います。」

「長崎は地の利もありますよね。以前、伊豆半島に潜りに行ったことがあるんですが、品川から電車で2時間くらいかかるんです。首都圏に住んでいるダイバーは大変だなと思いました。月に1回伊豆半島まで行って、2本潜って帰るという感じだったら、年間24本ですよね。長崎だったら30分でポイントまで行けるので毎週末潜れます。長崎潜水では価格を抑えた月謝制で毎週末ポイントまでお連れしていますので、年間100本潜るお客様もいます。『週末は午前中にダイビングをして、午後からは家族でどこかに出かける』とか、そういうことができるんです。長崎は本当にダイビング天国だと思います。」

女性らしく心遣いができるダイビングインストラクターになりたい。

ダイビングの魅力

年齢も性別も関係なくたくさんの友達ができるのもダイビングの大きな魅力だ。

「ダイビングを通して、自然の素晴らしさ、海で遊ぶ楽しさを教えていくのが私の仕事です。ですので、これからもたくさん楽しいことを追い求めて発見し、お客様に伝えていきたいですね。特に長崎の海の魅力をもっともっと発見して伝えていければと思っています。」

「それから『女性だからこその気遣いができるダイバーになる』というのが私の大きな目標です。ダイビングに興味がある方は、男女問わず丁寧に指導するので、ぜひ『長崎潜水』に遊びに来てほしいです。」

一般的に、長崎がスキューバダイビングに適した場所であるということを知っている人はまだあまりいないだろう。しかし、これからもっとその事実は、全国的にも広まっていくかもしれない。長崎の海とスキューバダイビングを心から愛する彼女と出会って、そう感じた。

 

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ライター

Nagasaki365編集部
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Updated: 2014.08.27

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