「故郷 高島」― 山崎 政幸

1986年(昭和61年)11月27日に閉山した三菱高島鉱業所(高島炭鉱)、今年閉山30年を迎える。
私は高島で生まれ18歳で島を離れて月日は流れ5年前に島へ足を運んだ。昔の名残はほとんど無く何もかもが変わっていた。
そんな高島に昔の名残を探しながら歩きカメラのシャッターを切った小さなドキュメンタリーです。
【写真家 山崎 政幸】

朝日があたる光町アパート。112世帯が住んでいた。今は市営アパート。

 

西浜の市営アパート。まだ、人が住んでいる。

 

本町、心臓破りの坂と皆呼んでいた。持久走大会ではここを学生が駆け上った。

 

高島は坂が多い。坂の上にヒョッコリ猫が顔を出す。

 

人がいなくなると植物がどんどん浸食してくる。ツタに飲み込まれる坂道。

 

権現山展望台から二子を望む。昔見えていたボタ山も今はもう無い。

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ライター

山崎 政幸

フォトグラファー

山崎 政幸

協同組合日本写真家ユニオン正会員。2014年Jリーグ・オフィシャルフォトグラファー。風景、旅行写真、ドキュメンタリー、スポーツ写真を撮ります。