万屋町の「鯨の潮吹き」は、1778年頃から奉納が始まったとされ、実に230年ものの歴史がある。力強い勇み唄により幕を開け、「ヨッシリヨイサ」のかけ声とともに豪快に鯨の引き回しが行われる。大海原の中で命をかけて鯨漁を行う男 …
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桶屋町は象を曳いた子供たちや天狗の面や団扇を手にした子供たちが踊った。次に神官と巫女に扮した踊り子が神事の厳かな舞を披露。その後、大祭の人々と街のにぎわいを表現した踊りを奉納した。 …
16世紀末から17世紀初頭にかけて海外渡航許可証である朱印状を得て海外交易を行った朱印船。荒木宗太郎は船主として自ら朱印船に乗り込み長崎から東南アジア諸国における貿易を行っていた。本石灰町の御朱印船はその荒木宗太郎がベト …
栄町は昭和52年以降、毎回阿蘭陀万才を奉納している。長崎に漂着した二人のオランダ人が生活のために万才を披露しながら正月を祝ってまわった様を表現している。青い服を着て唐扇子を持つ万蔵(まんざい)と黄色・橙色の服で鼓を持つ才 …
多くの船大工が住んでいた船大工町は「川船」を奉納。根曳衆が総重量2トンの川船を引き回す様はまるで激流の中を進む船のようだ。網打ち船頭は網を投げ、大漁を目指す。 …
2006年に長崎くんちへの踊町としての参加を41年ぶりに復活させた丸山町。今回は長崎検番の芸妓衆6人が本踊を奉納。手古舞と獅子舞で祭りの賑やかさを描いている。 …
くんち本番まであと4日。豪華な支度の品々に酔う庭見せの夜 長崎くんち本番を目前にした10月3日夜、各踊町で庭見せが開かれました。宵闇に浮かび上がる華やかな衣装や曳き物に、長崎の街はいよいよ迎える秋の大祭への高揚感に包まれ …